魔術師〈上〉―三原脩と西鉄ライオンズ立石 泰則
小学館 刊
発売日 2005-04
やっぱ、プロ野球って興行なんだ! 2007-05-24
「野武士集団」ともいわれた三原監督率いる西鉄ライオンズが好きで、副題にも「三原脩と西鉄ライオンズ」とあったため、購入しました。ただ、前巻の内容は、本のタイトル通り、三原監督の生い立ちから、数度の兵役を挟み、学生時代、そして、プロ野球選手、プロ野球監督になるまでの、三原監督自身のエピソードが中心になります。
読んでわかったのは、プロ野球とはいえ、あくまでも親会社の一部門であり、本業に資するためのものであること。これは、販売競争を有利に展開するため、野球界に参入した新聞各社の例を見れば明らかでしょう。また、そのことに起因する、親会社の役員たちを始めとする野球素人たちの、とりわけチームが不調な時の監督・選手たちへの干渉。こちらは、在阪の某人気球団を見れば明らかでしょう。
本来、読みたかった内容とは違ったのですが、現在のプロ野球界のルーツ、そして、プロ野球がなぜ面白くなくなったのかを知る上でも、面白い本だと思います。
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